ドイツの鳩時計(カッコウ時計)

先日、知人からいただいたドイツの鳩時計、しばらく手がつけられなかったのだけど、昨日やっと組み立ててみた。

Kuckucksuhren Anton Schneider GmbH (カッコウ時計 アントン・シュナイダー社)

鳩時計なのかカッコウ時計なのか、ドイツ語の名称ははっきりカッコウなんだけど、日本では鳩時計で通ってるみたいだ。

文字盤

内部の様子

いただいた時には気がついてなかったのだけど、これ、動力は電池ではない。二つの重りは飾りじゃなくて、この重りが鎖を下に引っ張る力で動く。重りが下がりきったら、鎖を逆に引っ張って重りの位置を元に戻す。

鎖は長い。1.5mぐらいのが2本あり、それぞれに重りをつける。どうやら、一週間に一度鎖を引けばいいタイプのようだ。

重りの後ろには振り子がある。振り子の中ほどについているノブの位置を上下に調節することで、時計の進みや遅れを調節する。

振り子がたてる、カッチコッチという音はそれほど大きくなく、心地よい。時計の水平が少しずれていると、カッチコッチの間隔が均等にならず、カコッ、カコッ、となるので調節せよ、とマニュアルにあった。結構丁寧に水平にしないと均等にならない。

扉の奥にカッコウ

毎正時と、30分に、文字盤の上のふたが開いて、カッコウが鳴く。この声も録音でも電子音でもなく、時計の中でふいごが笛を吹くことで出しているそうだ。

ばね状のベル

時計の背面には、蚊取り線香のようなばねがついている。このばねをハンマーが叩くと、ぼーんという柱時計っぽい音がする。カッコウが鳴くのにあわせて、このばねも鳴る。

カッコウの声と柱時計の音をビデオでどうぞ。

電池式の小さい時計

こっちは以前、家族がドイツに来たときにお土産にかった、小さい鳩時計。これは電池でうごく。

今時、電気仕掛けでない時計の方が珍しい。こういうのを作る職人さんも多くはなさそう。思いがけず、大変いいものをいただいたと感激して、改めてお礼のメールを書いた。