娘と一緒にボードゲーム
春からあちこちでちょこちょこ買ったドイツゲームを、夏休みに日本に帰った際に娘へのお土産にした。娘はボードゲーム大好き。表示がドイツ語でも気にしない。でも、お土産といいつつ、本当は僕が色々やってみたいので買い込んでいる。
今回買って帰ったもの。
アルハンブラ Der Palast von Alhambra
アルハンブラ ダイス Alhambra Das Würfelspiel
テーベの東 Jenseits von Theben
ブタ騒動 Schweine Bammel
バラ戦争 Rosenkönig
ラットホット Rattenscharf
うん。たぶん、こんだけ。日本で買うと結構な額になりそうだけど、うちの近所のトイザらスや百貨店ではやたら安売りしているので気軽に買える。ドイツのアマゾンの価格と比べても平気で半額とかで売ってる。
娘に一番受けたのは、アルハンブラ ダイス。さいころ振りに気合入りまくり。「塔が出ますように塔が出ますように塔が出ますように~!」とか叫びながら振って、出ると「やったー」と勝ち誇る。逆にこっちが振ろうとすると「赤が一つも出ませんように赤は一つも出ません!」とか呪いをかける。で、本当に出ない。たぶん検定すると棄却できないくらい有意に出ない。たぶん。
あと、このゲームは二人でやるときの特別ルールで、ディルク、というダミープレーヤを入れる。で、途中何回かある点数計算で、ディルクの強いのなんの。「青で一番になったのは誰ですか?はい、ディルク君です!」というと娘が笑い転げる。
それに比べると、本家アルハンブラは、建物カードの並べ方がピンと来るのに時間がかかったみたいで、乗れなかった様子。もう数回やる時間があったらもっと面白がったかも。僕としては建物カードが並んでいく様子が見える本家の方が楽しい。で、最後にやったとき二人してディルクに完敗したのだけど、なんでだろう。ディルクには城壁点も入らないのに…
評判悪かったのはバラ戦争。大体娘はきれいな絵が描いてある歴史物のゲームが好き。これだってバラ戦争だから歴史物だけど、ほとんどオセロかチェッカーか、って感じのゲームだから、入りこめないらしい。これは僕も良く分からんかった。いや、ルールは分かるんだけど、どこを面白がればいいのか分からんという意味。指した手が適当すぎたのかもしれん。少しは考えろって。
ラットホットも最初は良く分からんかった。が、これは実は面白い。自分の色のネズミが3匹出たら即負け、というルールがあるので、序盤から中盤まではひたすらネズミ退治に気を配るのだけど、ネズミがそろそろ出尽くしたらしいころから急に点数が気になりはじめる。で、ネズミで脅かされて終始劣勢だったのに最後に点数で勝ったりする。そこんところが納得いかんという人もいると思うが、僕は気に入った。
僕がドイツに帰ってから、娘と一緒にうちの奥さんがラットホットやって気に入ったらしい。奥さんは面倒なのは嫌いなので、アルハンブラとか絶対やらないのだけど、娘が説明できるくらいルールが簡単で、すぐ終わるので何回もやってみて面白さが見えたらしい。このゲーム、国内の記事があんまり見当たらない。数少ない記事: http://bit.ly/9tDR9R 楽しいのだけど、3800円は高すぎるか。たしか安売りで6、7€で買った気がする。
ブタ騒動はウノみたいなゲーム。那須に行く新幹線の中で家族4人でやったりした。堆肥の押し付けあいが特徴かと思うけど、下の娘はそれより「ウノ!」ならぬ「ブー!」の言い忘れを指摘するのに夢中。残り手札が2枚なら「ブーブー」1枚なら「ブー」と言うべし、というルールなんだが、捨て札を出したか出さないかのタイミングで「言ってない!」と勝ち誇られる。「今言おうと思ってたのに…」。これ、最初の数回を下の娘と二人でやったとき、つい厳しめに指摘してたら、こうなっちゃった。この騒動に比べたら、イノシシカードの影響なんてたいしたことない。
あとは何だ。テーベか。これも楽しかった。絵もきれいで色んな小道具があって娘が(僕も)大好きなパターン。基本はヨーロッパの都市で勉強してから地中海各地で遺跡発掘なんだけど、学会発表とか展示会で入る点が馬鹿にならず、選択肢多くて迷う。娘はアルハンブラ ダイスのさいころ振りと同じくらい、遺跡発掘にも気合を入れる。遺跡発掘は、古代の宝物が書いてあるチップと何も書いてないチップが混じって入っている布袋に手を突っ込んで決まった枚数のチップを引く、って作業で、自分のを引くときも僕が引くときも「5点が出ますように!」「何も出ませんように!」と激しくお祈り。これがやっぱり効果ある(笑)。更にきっちり学会発表の数を重ねてくるので、結構大差をつけられて負けてしまった。
結局一番面白かったのは?「はい、ディルク君です!」